2022.06.21
わりとある、「なんか違ったわ」
食器、服、小さめの家具から、
筆記用具、コスメ、まで、
その瞬間気に入って買ったはいいものの、
「えー、なんか違う、あっちにしとけばよかった」
となることが多々。
モノ選びのセンスないのかな、とたびたび落ち込みます。
“あんな感じかな~”を何十回も想像するんですが、
うまくいかないんですよね。
お仲間いらっしゃいますでしょうか?
家づくり。特に内装、インテリア。
動線の想像はしやすくても、
細かな色味の選択になってくるとなかなか難儀です。
コーディネートを進めていく際には
壁紙も外壁もフローリング、
数センチの小さなタイルから玄関の床になるような大きなタイルまで、
実際の質感や色味などを感じていただきやすいサンプルを取り寄せ、
そちらを見ながら選んでいただくことが多いです。
ネット通販でよくある「色味全然ちがうやん」を、
憧れのマイホームで味わいたくはないですからね。
しかし、サンプルのサイズは実際の規模の数十、数百分の一。
まだまだイメージしにくいもの。
そこで更に参考として使えるのがイメージパース。
パース見つつ、サンプル合わせつつ、頭の中で想像して、、
個人的に目をつぶると想像しやすいです。
あとは好みのテイストやイメージ写真が横にあると、
想像するときに合わせやすいので、それもおすすめです。
インテリアは壁床だけでなく、
窓台や棚の色、照明との合わせ方なども関係してきます。
色を使いすぎても雑多で気持ち悪いし、
全部同じにしてものぺっと感がでちゃうかも。
全部をうまく合わせるのはなかなか大変ですが、
コーディネーターが相談にのってくれます。
迷ったときはたくさん質問してみてください。
たのしみながら「そうー!これ!!」と感動できる、
素敵なお家ができますように。
この記事を書いた人
2022.06.08
【設計小話】1階に寝室を
二世帯住宅や、子供と住空間を分けたい場合、
1階に主寝室を持ってくることがあります。
何がいいって、実質自分たちにとっては平屋状態。
上り下りをせずフラットな空間で生活できるので、
とってもストレスフリーな空間です。
しかし、注意したい部分もありまして、
2階に比べて窓がとりにくい場合が多いのです。
隣地との境界があまりとれない狭い敷地の場合、
間口(敷地の横幅)が広い土地であれば、
LDKと寝室を横に並べて、
道路面から光をたくさん取り入れられるのですが、
間口が狭い土地になると、LDKを配置するだけで精一杯。
ご希望の動線にもよりますが、
特にLDKと寝室を隣接させたい場合は、
どうしても窓がとりにくくなってしまうことがあります。
逆に、なぜ2階は窓がとりやすいかというと、
単純に空に近いから明るいというのもありますが、
1階より2階の床面積が小さいことが多く、
その場合、隣地との間隔がより空くからなんです。
じゃあ寝室1階だとあんまりよくないじゃん。。
というわけでもないのです。
ライフスタイルによってそれが有利に働く場合もあります。
例えば、
・朝起きる時間が早い
⇒目覚めの太陽がさほど重要でない
・夜勤がある
⇒昼の太陽光が睡眠の障害になる
・リビングや書斎で過ごすのが基本
⇒寝室は寝るためだけに使う
・お子様のお昼寝場所を確保したい
⇒畳コーナーなどつくらず、寝室をお昼寝スペースに
などなど、みなさんの生活スタイルはいかがでしょう?
2階が使われなくなるのはちょっと寂しい気もしますが
老後に夫婦だけで過ごすようになったときなども、
生活のスムーズさは圧倒的なんじゃないかと思います。
わたしは単純に階段の上り下りが好きでないので、
家を建てるときは平屋か1階寝室が希望です。
この記事を書いた人
2022.05.11
古い家を強くする補助金
日本に住む限り、いつどこで被害に遭うか分からない地震ですが、
新築を建てる際には、地震対策は当たり前になってきています。
「震度6強に2度耐えれる家」などの文言、耳にしますよね。
”せっかく買った家を壊したくない”
という思いで地震対策にこだわる方も多いと思いますが、
建物が強くなることは、
みなさんの命を守ることにつながっています。
今では地震対策に関しても様々な技術がありますが、
昔に建てられた家はどうでしょうか?
構造について考えられていたとしても、
今と同等の技術が盛り込まれているとは
考えにくいのが現実です。
そんな家と、そこに住むみなさんを守るために、
県単位で「住宅耐震化」や「耐震改修」などという名称で
支援をしていることがあります。
費用を〇割負担!補助金がでます!みたいな内容です。
石川県・富山県にもそれぞれあるので、
順番に説明していきますね
石川県では、
昭和56年(1981年)以前に建てられた住宅が対象となっており、
簡易的な耐震診断が原則無料ででき、
耐震改修を行う際の費用を150~200万円の間で補助してくれます。
補助額は市町村によるので、ご確認ください。
富山県も同様、
昭和56年(1981年)以前に建てられた住宅が対象となっており、
耐震診断の費用を2,000~6,000円の自己負担まで抑え、(通常5~10万円)
耐震改修にかかる経費を4/5補助してくれます。(※限度額100万円)
その他条件は市町村によりますので、ご確認ください。
※ページ下部に各市町村のリンクあり※
この制度の何がすごいか、
最低限の耐震改修のみの工事も可能ですし、
全面リフォームとも併用できるんです。
ご予算やご希望に合わせて、方法を選べます。
家元でもこれから着工するお客様がこちらの制度を利用し、
リフォームを進めているところなんです◎
実家のリフォームや、既存住宅のリノベーションなど考えている方は、
一度検討してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人