2022.04.18
【設計小話2】ニッチのお話
SNSでもお洒落な活用法が人気なニッチですが、
みなさんはどのように使うイメージでしょうか?
「ニッチ」とは、壁の中にある空間を利用することで
設けることができるスペースです。
奥行きなどを変えることで一気に使い方の幅が広がります。
まず代表的な「スイッチニッチ」
普通の照明スイッチよりゴツめなので、普通に壁付けにすると、
どうしても空間に飛び出てしまうのが、
インターホンや給湯器系のリモコン。
一か所にまとめてすっきり見せることで、ぐんと空間になじみやすくなります。
奥行きは、リモコンよりちょっと深めがおすすめ。
「玄関ニッチ」
飾り棚にしたり、カギ掛けにしたり。
玄関やホールは来客者が一番に目にする部分でもあるので、
ここにこだわると、お洒落さが際立ちます◎
「トイレットペーパーニッチ」
トイレットペーパーって意外とどこに置いたらいいのか分からない…
いざ使おうとしたら「…ない?!」なんてこと、一度は経験してませんか?
トイレットペーパーさえインテリアのように見せてくれるのが、
ジャストサイズの横長ニッチです。
便利でお洒落なニッチですが、
付ける際の気を付ける点があります!
①構造材が邪魔をしないか
工法にもよりますが、
在来工法と呼ばれる工法を選択した場合、
筋交いという斜めの材が入る場所がいくつか出てきます。
出来るだけニッチ希望の箇所には筋交いが入らないよう、
できるだけ工夫しておりますが、
どうしてもそこでないと構造上危険な場合も。
②断熱性能への影響
外壁側の壁の中は断熱材が敷き詰めてあり、
空間に余裕がありません。
どうしてもそこでないと動線上都合が悪い場合など
設置可能ではありますが、
断熱材をつぶして無理やり設置することになるので、
注意が必要になってきます。
ニッチ1つでお家が一気におしゃれになるので、わくわくしますよね。
スイッチやリモコンの細かな配置は
お客様が採用するメーカーやサイズなどを調べて、
ベストなものを私たちから提案させていただきます。
分からないことは気軽にご相談くださいね。
この記事を書いた人
2022.04.05
入社式2022
令和4年4月4日
4が3つ並ぶ、なんだか特別さを感じる日、
今年度の入社式を行いました。
今年度の入社した社員は4名。
山田くん、坂下さん、中村くん、浦田さんです。
ブログではおなじみの北村くんをはじめとする、
昨年4月2日以降に入社したスタッフも5名おり、
1年で9名もの仲間が増えたことになります。
本当に嬉しく幸せなことです。
それぞれの紹介はスタッフブログで更新していきますので、
おたのしみに!
入社式後は結婚式場の会場をお借りして
徹底した感染対策の下、歓迎会も開催しました!
美味しいごはんを食べながら、
新入社員のみなさんには
質問コーナーを交えた自己紹介をしてもらい、
今後の抱負も語っていただきました◎
持ち時間、1人5分はあったんじゃないでしょうか?
5分って結構長くて、持て余す気もしますが、
家元のスタッフ全員が醸し出すあの明るい雰囲気で
あっという間に時間が過ぎてしまうんです。
さすがすぎる家元スタッフ…笑
今日から新体制32名での家元がスタートしていきますが、
スタッフ全員、フレッシュな4人に負けないよう、
入社したときの謙虚な気持ちを忘れず、
お客様の幸せを第一に、
お家づくりに励んでいきますので、
今年度もまたよろしくお願い致します!
この記事を書いた人
2022.03.28
工芸のまち
デザイナーの竹村です。
先日、待ちに待った作品が会社に届きました◎
2月に開催された金沢文化部でのものです。
体験のことは加藤さんが以前ブログで書いてくださっているので、
こちらも合わせてご覧ください!
九谷焼の絵付け体験だったんですが、
焼き上がりが想像以上に素敵で、
みんなの作品鑑賞会でしばらく社内が盛り上がったほどです。笑
Before
After
金沢で生まれたからなのか、
東京が故郷の母が金沢文化を好んだからなのか、
昔からこういう和モノが好きでした。
小学生のとき茶碗祭りでマグカップを買ってもらったり、
建築士の道を選ぶ前、伝統工芸の職人になろうと考えたり。笑
母も変わらず金沢の文化が好きで、
3年ほど前から水引の教室に通ったり、
姉の和装前撮りに向けて和傘をつくったりしています。
去年の卒業式に着た袴の髪飾りも母の手作りです。
素敵な文化のある地域に生まれたな、と
この歳になって幸せを感じています。
こうした体験も、最近ようやく身近になってきましたよね。
文化に触れる機会、これからも大切にしていきたいです。
この記事を書いた人