2018.08.14
富山ライトレールの魅力
こんにちは。
皆さんは”ライトレール”という乗り物をご存知でしょうか?
”ライトレール=LRT(Light Rail Transit)”
次世代型の路面電車です。
つまり未来型の路面電車なんです。
そして実は
富山市中心部はこのライトレールや
路面電車などの電車が縦横無尽に走る「鉄軌道のまち」。
日本では珍しいライトレールですが
富山市では北陸新幹線の開業に伴い
富山市内の回遊性の強化や利便性の促進
コンパクトなまちづくりを目指して導入されました。
そのんため富山ライトレールは
観光をする際には非常に重宝します。
普通なら車やタクシーで移動しなければいけなかった区間も
富山ライトレールで簡単にアクセスできるのが魅力です。
また、富山ライトレールは利便性の向上だけでなく
新しい時代の路面電車としてのデザイン性にもこだわっています。
車両をはじめ電停(停留場)
シンボルマークなどは全て
一貫したデザインコントロールが施され
イメージの統一が図られています。
車両は立山の雪をモチーフとした
スノーホワイトを基調にアクセントカラーを配し7色で展開。
4つのデザイン案に対して市民アンケートを実施し
最も得票数の多かったものを採用しています。
さらに車両インテリアもグレーを基調に
環境への優しさをイメージしたグリーンを使った
おしゃれなものになっています。
また13の電停に
周辺の歴史や観光スポットを紹介する壁面パネルを設置。
そのデザインを富山市在住(または勤務)の
デザイナー15名に依頼しました。
環水公園や富岩運河
岩瀬曳山車祭などのモチーフが個性豊かに表現され
乗客の目を楽しませてくれるものとなっています。
いかがでしたでしょうか?
一般的な路面電車と富山ライトレールとの違いとしては、
まず低コストで導入することが出来るという点があるようです。
さらに現行の電車の古い電車の路線を利用して
導入することも出来るようです。
そして環境に対してもエコで優しい乗り物という点が評価されています。
こういったメリットがあることが鉄道業界での人気の秘密の一つとなっています。
皆さんも是非富山ライトレールに乗ってみて下さい。
2018.07.24
北陸の花火大会
こんにちは。
そろそろ全国各地で花火大会の季節になりました。
本日は北陸3県の代表的な花火大会をご紹介します。
家族や恋人、友達と出かけてみませんか?
まずは石川県
【川北まつり北國大花火大会】
手取川のほとりでスクランブルスターマインなど2万発
石川県の能美郡川北町で2万発が打ち上げられる
北陸最大級の花火大会。
スターマイン5基の打ち上げや
スクランブルスターマイン(斜め打ち)などが見どころです。
またフィナーレを飾る2000発の乱れ打ちは迫力満点。
つぎは福井県
【三国花火大会】
日本海を染める水中スターマイン
北陸エリアで大規模に行われる福井県坂井市の大会。
美しい水中スターマインには定評がある。
そのほか芸術花火や仕掛け花火
2尺玉も登場し夜の日本海が鮮やかに染め上げられます。
最後は富山県
【ふるさと龍宮まつり海上花火大会】
県内最大級の正3尺玉に注目!
富山県滑川市で開催される花火大会。
パレードやよさこい踊りなどのイベントが行われたあと
花火が打ち上げられる。
県内最大級の正3尺玉が打ち上げられる予定。
いかがでしたでしょうか?
胸に響く大きな音と
視界いっぱいに広がる花火で
夏を感じてみましょう。
夏の暑さ対策は
2018.07.12
金沢のお盆~旧盆・新盆~
こんにちは。
梅雨明けも近づきいよいよ夏本番ですね。
お盆には新盆と旧盆があるのは
何となくご存知の方も多いとは思いますが
お盆の由来はご存知でしょうか?
石川県の中でも独特の文化が残る
「金沢のお盆」についてです。
一般的なお盆の時期と異なるだけでなく
お墓参りの時には「キリコ」という
灯ろうを持参してお参りに行くのも
金沢唯一の全国的に珍しい風習です。
伝統的な「箱キリコ」と
新しいタイプの「板キリコ」に
「風鈴キリコ」・・
そして、そのキリコにろうそくの火を灯し
お経を唱える幻想的な「送り火」について
など金沢のお盆に関することをご紹介します。
まずはお盆の由来!
お盆の正式な呼び名は
「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。
サンスクリット語の
「ウランバーナ(逆さ吊りにされる苦しみという意味)」
に由来します。
子孫から長い間供養をうけていない先祖は
逆さ吊りの苦しみを受けているため
そうした先祖の霊を慰めるため飲食を
与えたのが発祥とされています。
お盆の時期は?
初めは旧暦(太陰暦)の
7月15日「中元節(ちゅうげんせつ)」に
行われていましたが明治時代に
新暦が採用されるに伴い
「お盆」の期間(の中心)は地域によって
分かれていきました。
全国的には「旧盆」と呼ばれる8月15日が
(旧暦の7月15日という事で)主流となっていますが
東京をはじめ、函館、横浜、静岡、金沢市などを
含む一部の旧市街では新暦の7月15日を
「新盆」としてをお盆をむかえる風習があります。
実は同じ県内でも「新盆(7月)派」は
金沢市のみで加賀や能登など家庭によって
石川県のほとんどの地域は「旧盆(8月)派」なのです。
キリコとは?
金沢市とその周辺では
お盆に墓参りをするときに
「キリコ」と呼ばれる木と紙でできた
箱のようなものを持参し中にろうそくを立てて
墓の前につるす風習があります。
先祖の迎え火を保護するために
使われるようになったともいわれますが、
キリコの由来に明確な説はありません。
キリコの表面には持参した人の名前を
記入する部分があり、誰が墓参りに来たのかが
分かるようになっています。
キリコには明確な説はありませんが
重要な役割を果たします。
それは最終日に行われる「送り火」です。
金沢市内の東山界隈にある日蓮宗のお寺では
お施餓鬼法要が終わったあと
墓地のキリコすべてに蝋燭の灯を点し
鉢と銅鑼を鳴らしながら
読経・行道し、精霊を送りというものをします。
その光景は幻想的でありながら
ろうそくの灯がちらちらと見え儚くも感じます。
金沢独自のお盆文化は
いかがでしたでしょうか?
もうすぐ金沢はお盆の時期を迎えます。
機会があれば是非キリコを探してみて下さい。
お墓のお掃除などは