2017.12.22
準防火地域でお家を建てる時に気を付けたい事
こんにちは。
石川で定番のとり野菜みその鍋が大好きな
金沢ディレクターの蟹屋敷です。
先日、準防火地域となる白山市の現場に行って来ました。
まず、準防火地域という言葉は聞いた事があるでしょうか?
(写真は長屋のある通りです。家同士がとても近く、細長い家が多いです。)
準防火地域とはその名の通り
建物が密集している住宅街などで
火事が起きた場合に被害を最小限に抑えるために
住宅を建てる際に都市計画で一定の耐火性能が求められる地域です。
では具体的にどんな耐火性能が求められるのか?
まずは窓。
こちらの窓は「網入りガラス」
ガラスに金網(ワイヤー)を封入したガラスです。
金網入りであれば、火災の熱でガラスが割れても飛び散らず
延焼を防ぐ効果があるとされ防火サッシとして認定されています。
その他、防火シャッターなども認定されています。
網入りガラスは通常のガラスの2~3倍
の値段がするといわれています。
準防火地域では、基本的には住宅のすべての窓を
耐火性能にしなければいけないので
窓ガラスだけでも、費用が高くなります。
種類も通常の窓ガラスより制限されるため
もっと選択肢が増えたら良いなと思います。
次は外壁です。
外壁はサイディングなどで問題はありませんが。
こちらのお家は外壁にも木材を使用しました。
外壁に木材を使用する場合は
その木材は耐火性能のある木材とするため
木材に耐火用の薬剤を注入したものを使用します。
その他、防火ダンパーの設置なども行い、
近隣へ火災が広がるのを防ぎます。
今回、ご紹介させていただきましたお家は
1月中旬に、完成内覧会を予定しております。
準防火地域でお家を建てようか悩まれてる方や
今から、お家を建てようかとお考え中の方に是非
ご覧になっていただきたいと思います!
その他のイベント情報も
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