2020.07.13
後悔しない家づくり ~収納編~
こんにちは!富山ディレクターの佐伯です。
間取りを考えるとき、お客様が気にされるポイントの一つに
「収納スペースの取り方」があると思います。
今回は収納計画のコツをお伝えします!
収納したいものをリストアップ
大事な書類や印鑑、本、扇風機、布団、日用品のストック、
掃除道具、お子さんのランドセル、靴や傘、などなど
思いつく限りのものをまずはリストアップしてみてください。
また、現在のお住まいでそれらがどれくらいの
スペースを要しているのかを把握することも大事です。
今、きちんと収まっているのか、もし収めきれていないのなら
どのくらいのスペースがあれば足りるのかを計算してみてください。
どこに何を収納したいのかを明確にする
そしてそれらが家のどこに収納しておきたいのか、割り振ります。
例えば大事な書類や印鑑、掃除道具はリビングに置いておきたい、
本は寝室に、日用品のストックは水廻りの付近に欲しい、などです。
自分たちの暮らしをイメージしてみましょう。
そして間取りを考えながら適材適所に収納を設けます。
図面を見て、それぞれの収納の幅、奥行き、
レイアウトまで考えられると想像しやすく、
無駄のない収納計画を立てることができます。
家の大きさとのバランスを考える
とりあえずたくさんスペースを確保しておけるほどの
余裕があればいいのですが、
敷地面積やご予算との兼ね合いで
思い通りに確保できないこともあります。
収納スペースを広くとるために
LDKを小さくした、動線を諦めた、では本末転倒です。
あくまでも家全体のバランスを見て
収納計画を立てましょう。
まとまった収納は面積をとる??
最近増えつつある、人が歩くことのできる収納、
ウォークインクローゼットなどは
みんなの憧れですよね。
しかしこのような収納にはデメリットもあります。
一番のデメリットは通常のクローゼットと比べて
収納量は変わらないのに必要な面積が増えるという点です。
例えば上の図のように、同じ収納スペースを
確保するのに通常の壁面クローゼットであれば
①②だけのスペースで済みますが
ウォークインクローゼットにする場合、
そこにさらに通路分の面積が必要になってきます。
このようなデメリットも知ったうえで
ウォークインクローゼットを取り入れましょう。
収納はたくさんあるに越したことはありませんが
自分たちのライフスタイルに合った、
賢い収納計画を立ててみてはいかがですか??