2018.07.05
北陸の夏~ジメジメした日も快適に過ごす工夫~
こんにちは。
いよいよ夏本番ですが
高温多湿で暑さ厳しい北陸の夏。
エアコンや扇風機などの家電を上手に利用して
できるだけ快適に過ごしたいですね。
本日は、北陸の夏を快適に過ごすための工夫をご紹介!
まずはエアコン
エアコンの設定温度は
外気温に合わせて調節しましょう。
室温が外気温から
マイナス5~6度以内になるように設定すると
体への負担が少ないといわれています。
エアコンは部屋を冷やすまでの間に
多くの電力を消費するため
風量設定は弱風や微風より
最初は強風で部屋が冷えたら微風になる
「自動運転」にするのが最も効率的です。
冷たい空気は下にたまりやすいため
風向きは上向きか水平で。
冷たい空気が上から下に
循環するようにすると部屋全体が冷やされます。
暑いと感じたら設定温度を下げる前に
風量を強めたり扇風機を同時に使ったりしましょう。
風に当たると体感温度が下がり涼しく感じられますよ。
昔ながらのアイデア
日本の暮らしには
夏を快適に過ごすための昔ながらの
工夫がみられます。
すだれを吊るしたり
植物で緑のカーテンを作ったりして
直射日光を遮るのもその一つです。
軒に吊るして日差しを遮るすだれ。
屋内にも吊るせますが、
屋外に吊るして熱を遮ると暑さがより和らぎます。
竹やあしなどの天然素材でできたすだれは
通気性もよく、見た目にも涼しげ。
ゴーヤやヘチマなど
つる性の植物で作る緑のカーテンは
葉から水分が蒸散されることで
周囲の温度を下げてくれます。
植物の種類によっては
花や葉を観賞する。実を収穫する。
などの楽しみもあります。
早朝や夕方に行う打ち水も効果的です!
水が蒸発するときの気化熱によって
地面の熱が奪われ周囲の温度が下がります。
水はお風呂の残り湯や雨水を使うと節水にも役立ちます。
他にも、うちわや扇子を利用したり
氷のうで首の後ろや手首を冷やしたり
風鈴の音色や寒色系のインテリアで
涼を感じたりと日本古来の方法も取り入れながら
ひと工夫してみてはいかがでしょう。
夏は高温多湿でむし暑く
冬は雪や雨の日が多くて寒い北陸地方。
夏は涼しく冬は暖かい家で
一年中快適に暮らしたいですね。
快適な暮らしには北陸の気候風土に合わせて
住まいの断熱性や気密性、調湿性などを
考慮した家づくりが必要です。
高性能な断熱材を使用し、
夏は太陽の熱を遮断して外気の影響を
受けにくくしたり室内のすき間をなくして
外気の出入りを抑え、家の中の涼しい空気を
外に逃がさないようにしたり。
合わせて室内の空気を快適に保つための
換気システムを導入するのも有効。
ほかにも太陽の熱をカットする窓ガラスを使ったり
湿気の吸収と放出を繰り返して
湿度を調節する性質がある木材や
「しっくい」などの自然素材を取り入れる。
といったさまざまな方法があります。
長い歴史がある日本の木造住宅。
木の家には木ならではの
ぬくもりや安らぎ、香りといった魅力があります。
木材は断熱性にもすぐれ調湿性も高いため
木の家は一年を通して湿度が高い
北陸に適した家といえるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
様々な工夫で夏を乗り切りたいですね♪
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