2019.02.18
丁張(遣り方)してきました
こんにちは!富山ディレクターの佐伯です。
先日、エンジニアの松永さんと一緒に
「丁張(遣り方)」に行ってきました!
私は初めてする作業だったので、
色々と教わりながらお手伝いしました。
丁張とは、「建物の水平方向の高さ」と
「建物の配置」「壁・柱の位置」を定める
仮設の囲いのことをいいます。
現場からは立山連峰がきれいに見え、
天気もぽかぽか気持ちよく丁張日和でした(^^)
初めに、すでに張ってある地縄を囲うように
掛け矢で木の杭を打っていきます。
掛け矢は重たいので事前に松永さんが
打っておいてくれました!
※地縄…敷地に建物の位置を示すために張り巡らす縄
※掛矢…樫などで作った大形の木槌
次に貫(ぬき)とよばれる薄板を
全て水平になるように木杭に打っていきます。
建物の大きさほどの囲いの水平を
どのようにして出すと思いますか??
ここで使うのがこの、「レベル」という機械です!
一定の地点から、それぞれの木杭の
同じ高さに当たる部分を測り、
印をつけていきます。
その印に合わせて貫を打っていけば
水平を出すことができます。
それを動かないように筋交いで固定します。
ここまできたら、基礎の位置・高さの基準となる糸を
外周に沿って四角に張ります。
その対角の長さを測り、直角を確認します。
この時間帯になると急に日が沈み始めて、
影の部分が多くなり、寒くなり始めました。。
冬は日が沈むのが速いですね~
全ての角が直角であることが確認出来たら、完成です!
ほとんど松永さんの指示通りに動いていただけですが、
ひとつひとつの作業の意味がわかるとなるほど~と思いました。
地道で原始的な作業ですが、これが基礎を施工する前の
とても大切な作業です。
もし丁張してある土地を見かけたら
ぜひこの記事を思い出してもらえると嬉しいです(*‘ω‘ *)
この日コートを着てくるのを忘れて寒すぎましたが
これからはちゃんと防寒して現場に行きたいと思います!
そしてどんどん現場ネタを発信していきます!
Instagramのストーリーでも現場の様子を
アップしていくのでチェックしてみてください♪