2018.07.22
フローリングの種類
こんにちは!
夏バテとは無縁のディレクターの佐伯です!
今日は意外と知らない
フローリングの分類についてレポートします!
「無垢は肌触りがいい」などとよく言われますが
無垢やフローリングと呼ばれるものは
いくつかの種類に分類されます。
まず「フローリング」とは、
「床を覆うための木質系の素材、またそれを用いた床のこと」
と定義されています。
そしてフローリングは
「単層フローリング」と「複合フローリング」の
2種類に分けられます。
1 単層フローリング
一般的に「無垢フローリング」と呼ばれるもので、
切り出した木材の一枚板を加工した床材のことです。
メリットとしては、
木そのものを使用しているため、
質感や肌触りなど経年変化による味わいや
木の香りが楽しめます。
木自体が持つ機能として調湿効果があるため、
夏の湿気によるベタつきや、
冬のひんやりとした冷たさを感じにくい
というメリットもあります。
デメリットとしては、木は吸湿性に優れているため
床に反りや収縮による隙間が生じることがあります。
また水や傷に弱いので日頃のお手入れが必要になってきます。
「経年の変化による風合い」と考えて許容する気持ちが
ある方にはお勧めです!
また、無垢材といっても木の種類によっても
特徴が様々なのでそちらについての記事も
参考にしてみてください♪ →【無垢の種類にはどんなものがあるの?】
2 複合フローリング
一般的に「フローリング」と呼ばれるもので、
合板や集成材の上に薄く削った天然木を貼り合わせたり、
木目のプリントシートを貼り合わせたものです。
複合フローリングにもいろんな種類があります。
①突板(つきいた)フローリング
木材を薄く(0.2ミリ~0.5ミリ程度)そぎ、
それを合板などの上に貼り合わせたものです。
表面は天然の木目が使われる為、
木の風合いを感じられるのが特徴です。
ただ、深く傷が付いてしまった場合、
薄い木材の下の合板が見えてしまうこともあるのが
デメリットとして挙げられます。
②挽板(ひきいた)フローリング
突板フローリングの化粧部分をもっと厚くしたしたものになります。
1~3㎜程度の天然木を合板などに貼り合わせることで、
見た目はほとんど無垢材に近い風合いものになります。
また、傷が付いてしまった場合も
挽板部分が分厚いので合板が見えてしまう
という可能性は突板と比べて低いです。
③シートフローリング
合板などの上に木目調をプリントしたシートを
貼り合わせてつくられたフローリングです。
人工的に作った木目のため、天然目の風合いは有りませんが、
品質が一定で、メンテナンスに優れたものなど
幅広い機能性のフローリングが販売されています。
いかがでしたか?
ひと言に「フローリング」と言っても様々な種類に
分類されます。
それぞれの肌触りやメンテナンスのしやすさ、
価格も考慮して自分に合ったフローリングを
使うことをお勧めします^^